井戸の話、と言ってもサッカーではありませんが、ナポリタンみたいな話が好きな方、こういう話もありますね(結構、有名なコピペでしょうが)。
ある日、泣き声がしゃくに障ったので妹を殺した、死体は井戸に捨てた
次の日見に行くと死体は消えていた
5年後、些細なけんかで友達を殺した、死体は井戸に捨てた
次の日見に行くと死体は消えていた
10年後、酔った勢いで孕ませてしまった女を殺した、死体は井戸に捨てた
次の日見に行くと死体は消えていた
15年後、嫌な上司を殺した、死体は井戸に捨てた
次の日見に行くと死体は消えていた
20年後、介護が必要になった母が邪魔なので殺した、死体は井戸に捨てた
次の日見に行くと死体は消えていなかった
次の日も、次の日も死体はそのままだった
ちなみにこれはちゃんとしたオチのある話です。何かナポリタンばっかり見てたせいか、何の話を見ても意味不明に感じてしまうのですが、、、
もし分からない方がいらしたら、ヒントとしては、ネットでこの話を「感動する話」として紹介している人さえいる、とだけ言っておきましょうか(笑)。
最近、この手の、一見意味がよく分からない系の話を扱うことが多かったので、ここらでちょっと思いつくままに分類でも作ってみましょうか。
1. 小咄系
文章の中(普通は最後)にちゃんとオチが書いてある。ただ、だからと言って全ての読者にオチが理解できるわけではない。
2. 考えオチ系
小咄だがオチは明記されていない。上記の井戸の話などが典型。小咄系の正統進化とも言える。
3. ウミガメ系
ある意味、考えオチ系の発展。もはや考えるだけでは真相を推理するのはほとんど不可能なため、話者にいくつかの質問を投げかけることで真相に近付いていくという対話形式のゲームとして楽しむのが本来のスタイル。ゲーム部分が抜けてお題の文章だけが流通して意味不明系になる場合も(例:「サンタさんがこない」)。
4. 心理テスト系
考えオチ系のように見えるが確実な真相は存在せず、どのように解釈するかを見ることで読者の性格や心理を窺おうとするもの。
(例:夫の同僚に一目惚れした女の葬式の話)
5. 翻訳系
本来は1や2に属する外国の話だが、言葉や文化の違いから意味不明になってしまったもの。
(例:「私の髪は長いもの」)
6. 民話系
意味不明が分からなかったり矛盾点が多々あるものの、昔から語り継がれているもの。
民話系というより民話ですなw
7. 背景知識系
何らかの特殊な背景知識を持っている人には容易に理解できるが、それ以外の人にはさっぱり理解できないもの。特に、何らかのオタクマンガ・アニメのパロディに多く見られる。
8. オマージュ系
何かの名作を下敷きにしている、あるいはそれと重ね合わせると意味が理解できるもの。
(例:「終電が過ぎてしまって困っていた」)
9. オカルト系
象徴的な表現によってしか語り得ない何かしらの(超科学・超論理的)知識体系を示唆・伝達しようとしている寓話。
10. 意味不明系
一見、意味がありそうで印象には残るものの、結局は意味が分からずいかようにでも解釈ができる話。人々の印象に残る意味不明な話を作るのは意外に難しいので、次のようなパターンで出来上がっていくのではないだろうか?
(1) 本当に精神や知能の状態がヤバくなっている人が書いた天然物
(2) 元々は上記の1,2であったものが改変や誤伝によって文章が変わってしまい、意味不明になってしまったもの
(3) 元々は上記の3,4であったものが由来が失われて意味不明になってしまったもの
11. 解釈不能系
ナポリタンのように意味不明でかつ、意味のある解釈すら拒みながら流布し続けるもの。単純な意味不明よりさらに積極的に意味不明という意味を持つ。
ナポリタン風の話を見かけたときの理解のガイドラインとして活用していただけたら・・・って、そんなガイドライン、必要としている人がいたらお目にかかりたいわ、というものですね orz
- 2006/08/18(金) 00:54:53|
- 雑記|
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コメント:9
井戸の話、素で分かりませんでした。ぐぐったら一発でしたが。
うー、ここは寝る前に見るところじゃありませんなあ。
- 2006/08/19(土) 00:28:11 |
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- jisx6004 #-
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jisx6004さんが分からなかった、というのは意外ですねぇ。と言っても、正直なところ私も「考えオチだよ」という指摘を見て考え込むまでは気がつかなかったので偉そうなことは言えません。
それにしても最近、あんまり怖い話は紹介していなくて申し訳ないです。ショックで永眠しそうなくらい強烈な話が欲しいところなのですが・・・。
- 2006/08/19(土) 00:40:37 |
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- 幽二郎 #-
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初めまして、サトーです。
この話よくブラックジョークスレで見ますね。
私は直ぐに分かりましたが、全然笑えないですよ。こんな話で。
ウミガメあたりもブラックジョークとして取り上げられるけど、違うと思うんですけどね。
それと、幽二郎さんはある漂流船の話はご存知ですか? 漂流した漁船かなにかの話なんですけどね。詳しくは覚えてないんですよ。ええと、船長の日記が主軸の話なんですが。船員全員が結局助からなかった、一度その漁船とすれちがった船の船員の証言があったりした実話らしいんです。
確かその船員の証言は、漁船の船員は助けを求めず、こちらを見つめるだけだった。でした。
もしよかったら、お教え下さい。
- 2006/08/19(土) 03:38:16 |
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- サトー #Wa8vY8KE
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こんにちは、サトーさん。ブラックジョークはその性質上、何らかの社会的なタブーに触れてしまうことが多いわけで、面白いかどうか以前に、受け入れられる・られないという問題がありますからねぇ。ウミガメはブラックジョークではないと私も思いますが、あれもダメとなると人の死をネタにする話全般がサトーさんは苦手なのではないでしょうか?
ところで、船の話は「良栄丸」の話で間違いないと思います。
- 2006/08/19(土) 12:50:08 |
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- 幽二郎 #-
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人の死が駄目という訳では無いんですよね。不謹慎と言われる話でも笑えますし。
ブラックジョークでもエイプリルフールや、目が見えない黒人少年の話でも笑えましたし。
井戸の話には感動が、ウミガメの話には不可解さが先行してしまって、笑えないのかもしれません。
そうでした。良栄丸です。
あの話は素で背筋に寒気がした話でしたので。
結局、あの話の謎は解明されたのか気になりまして。
- 2006/08/19(土) 15:27:59 |
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- サトー #Wa8vY8KE
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井戸の話、感動が先行する方がまさにここに実際にいらしたとは!でも確かにこの話、かけがえのない母親を殺してしまったという取り返しの付かない喪失感が後からじんわり来るんですよね。
良栄丸については、記事の方で紹介したものが参考になれば幸いです。
- 2006/08/20(日) 00:03:34 |
- URL |
- 幽二郎 #-
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ある日、泣き声がしゃくに障ったので妹を殺した、死体は井戸に捨てた
次の日見に行くと死体は消えていた
5年後、些細なけんかで友達を殺した、死体は井戸に捨てた
次の日見に行くと死体は消えていた
10年後、酔った勢いで孕ませてしまった女を殺した、死体は井戸に捨てた
次の日見に行くと死体は消えていた
15年後、嫌な上司を殺した、死体は井戸に捨てた
次の日見に行くと死体は消えていた
20年後、介護が必要になった母が邪魔なので殺した、死体は井戸に捨てた
次の日見に行くと死体は消えていなかった
次の日も、次の日も死体はそのままだった
次の日も、次の日も死体は消えることはない
死体の始末をしてくれた母はもういないのだから
- 2007/04/22(日) 17:16:04 |
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- 闇に蠢く名も無きもの #JalddpaA
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七つの怖い話って感じの名前の本の一編ですね。
この話、前置きに薬品で蛙を溶かすと言う場面があって最後の最後までオチがわからないようになってます
- 2007/12/24(月) 18:12:49 |
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- #-
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阿刀田隆の作品ですね。初めて読んだ作品だからよく覚えてる。これは、話の筋よりも最後の井戸で膨張する母親の顔の描写が恐ろしくて鳥肌が立ったものです。
- 2008/01/21(月) 08:26:30 |
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- あ #-
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