月の裏

怪談や都市伝説などのいわゆる「怖い話」を紹介していくブログ

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夏が来れば・・・

私は、もちろん戦中世代でもなければ「戦後」世代でもなく、強いて言えば「戦後も遠くに・・・」世代であるが、まだ私たちの世代は、毎年、夏になると戦争関連の話題---特に幼い子に向けた悲惨なお話---が溢れていて、そのためか、何となく、梅雨が明けた夏の眩しい日差しを浴びると、国語の教科書と情景が重なって、独特の寂寥感を感じるものである。

ネットなんかは季節感がない世界のように思えて、2ちゃんねるあたりは結構、季節感があったりするもので(長期休み特有の人口層の変化の影響はもちろんあるがw)、オカルト板でも結構、そういう話題が増えているように見られるけど、たまたま目に付いたのがこちらのスレ。

「ちいちゃんの影送り」

教科書に載っていた、戦争系の「可哀想な」お話の話題で盛り上がっている。「ちいちゃんの影送り」の話は、私の学んだ教科書にはなかったけど、切ない話だね(典型的な戦争教科書物ではあるんだけど)。

懐かしいなぁ、というところでは「夏の葬列」か。思えば、私にとって、後味悪い系の話への扉はこの話あたりから開き始めていたんだろう(笑)。

当時はふ~ん、という感じで聞き流していたんだけど、この年くらいになると不思議によく思い出すのは、「一つの花」という話。

出征する父親のおむすびを幼い娘がおねだりして食べてしまう、という話で、小学生の頃は、ちょっとお父さん可哀想だけど別に~、としか思わなかったのだけど、今の感じ方は180度違って「お父さん、良かったね」になった。このお父さん、結局、これが娘との最後の別れになってしまうんだよね。そのまさに最後に、娘に何か喜ぶことをしてあげることができて、本当に良かったね、と思う。

今、こうして原文を発見できたので、改めて読み返してみる。こんなことが書いてあったんだ。

「この子は、一生、みんなちょうだい、山ほどちょうだいと言って、両手を出すことを知らずにすごすかもしれないね。一つだけのいも、一つだけのにぎり飯、一つだけのかぼちゃのにつけ・・・。みんな一つだけ。一つだけの喜びさ。いや、喜びなんて、一つだってもらえないかもしれないんだね。いったい、大きくなって、どんな子に育つだろう。」

なんだか泣けてきたよ。今は、「この子」の子供たちが「お父さん」くらいの年代の時代になったけど、ひとつだけ・・・との落差に目眩がする。



そういえば、小学生2年生くらいの教科書に載っていた話だったと思うんだけど、お母さんが一生懸命、貧乏をやりくりして子供に物をあげるのに、子供はそんなこと気にせず盛大に物をなくしてしまうお話があった。まっさらな麦わら帽子を川に流してしまう、とか。これも非常に印象に残っている話なんだけど、タイトルや全体のストーリーを忘れてしまった。もしどなたか、心当たりがあれば是非、教えてください!
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  1. 2005/07/29(金) 00:59:44|
  2. 出典あり|
  3. トラックバック:0|
  4. コメント:1
<<人工知能は「恐怖のナポリタン」を「理解」できるか? | ホーム | 見事な怪談>>

コメント

子供が「まっさらな麦藁帽子を川に流してしまう」話は、いぬいとみこ「川とノリオ」が思い浮かんだのですが、違ってたらすみません。
  1. 2007/02/27(火) 19:08:30 |
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  3. ミハイル #-
  4. [ 編集]

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