月の裏

怪談や都市伝説などのいわゆる「怖い話」を紹介していくブログ

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非日常への誘い

怪談を収集していると、しばしば、いわゆる「怖い話」というわけではないのだが、どうにも奇妙で不思議な訳の分からない話に出会うことがある。そして、実は私は怖い話よりも訳の分からない話の方が好きだったりする。

怪談の最大の魅力は、日常の中に裂け目を作り、その小さな隙間からふと非日常を垣間見せてくれることだと私は常々思っている。退屈な我々の日常を瞬時にしてひっくり返し、我々を全てが濛昧で未知と不安が支配していた子供の頃の驚異の世界へと解放してくれるような感覚。そんな錯覚と幻想に一時でも浸らせてくれ、日常の倦怠を癒し、我々にまたこの強固な日常を力強く生きていくエネルギーを与えてくれるトリックスター。それが怪談だと思う。

そして、怪談の魅力をそのように単なる恐怖ではなく、非日常との接触と考えるならば、「訳の分からない」系の話こそが、最もピュアな怪談と言えるのではなかろうか。私はそのように思うのである。

怪談収集をしていく際には様々な出会いがあり様々な歓びがあるわけだが、特に、日常に巨大な亀裂を生じせしめるような秀逸な「訳の分からない話」と出会えたときほど嬉しいものはない。そのような出会いにおいては、まさに脳幹の随まで揺さぶられ魂が歓喜のあまり踊り出すような官能を禁じ得ないのである。

さて、前置きが少々、長くなってしまったが、次回からしばらく、そうした「訳の分からない話」の中でも特に秀逸な話を紹介したいと思う。
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  1. 2006/05/12(金) 16:44:04|
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幽二郎

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